スペイン1部ヘタフェのU―24日本代表MF久保建英(19)の移籍は失敗だったと、同国紙「アス」(5日付)が報じた。
2019年にスペイン1部レアル・マドリードと契約した久保は、昨季のマジョルカに続き、今季ビリャレアルに貸し出された。だが若手の台頭などで出番を失うと、1月にヘタフェへ移籍。同紙は「19歳の久保は良い選手か、悪い選手かもしれない。少なくともマーケティングの面では運命を予測するものになるが、今シーズン、彼が間違っていたことは明らかだ」と伝えている。
その上で「ビジャレアルのプロジェクトは条件に適していた。だが、彼は反応せず、焦り、そして戦えなかった。ヘタフェは解決策として登場したが、チームの特徴に合わず、居場所は見つかっていない」とし、シーズン途中の移籍を強行したことが久保の〝失敗〟だったと報じた。
実際、久保はヘタフェでもベンチ固定にされており、3日のオサスナ戦では後半36分から出場したものの、約13分間のプレーもボールに一度も触れなかった。同紙は「ヘタフェはプレースタイルから久保のチームではない」と、あくまで久保がチームの選択を誤ったと強調していた。