ワクチン接種の優先順位は?高齢者の接種スタートを前にカンニング竹山が危惧

ABEMAが、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時より毎日生放送している。

**■ワクチン接種の優先順位は?高齢者の接種スタートを前にカンニング竹山が危惧 **

「何かあった時に、証拠がないまま『ワクチン=怖い』という世論に変わらないか心配」

2021年4月5日(月)夜9時からの放送では、来週から65歳以上の高齢者を対象に新型コロナウイルスのワクチン接種が開始することを受け、その優先順位について社会福祉学が専門の淑徳大学の結城康博教授をゲストに、議論した。

人口の半分以上が2度の接種を終え、“ワクチン接種先進国”と言われているイスラエルでは、ナイトクラブで多くの人が賑わう様子がVTRで紹介されると、番組MCでお笑い芸人のカンニング竹山は「久々に見ましたね、ああいう人が密集して楽しんでいる映像」と驚きを見せた。

また、接種のスケジュールについて竹山は「60代でも元気な方がいる一方、介護施設にいる方もいるので、対応は一律でよいのか?」と質問すると、結城教授は「基本的には高齢者施設が最優先。そこで働いている介護施設職員もあわせて打つ予定」と説明した。

さらに竹山は「一つ心配なのは、コロナに関係なく寿命が残り少ない高齢者もいる。そういった方がワクチンを打った2、3か月後に亡くなってしまった場合に、証拠がないまま死亡理由がワクチンになり、『ワクチン=怖い』という世論に変わっていってしまうのが怖い」と持論を述べた。これを聞いたレギュラーコメンテーターでジャーナリストの堀潤は「日本は情報開示力と市民社会との対話が遅れている。改善する必要がある」と語った。

■給食の存在意義について竹山「給食は食育。大人が責任をもって力を入れるべき」

また、番組では学校給食についてフォーカス。給食を提供していなかった横浜市が従来の配達弁当『ハマ弁』から『デリバリー型給食』と改名し給食として提供開始したものの、「おかずが冷たい」などの理由で生徒の1割程度しか食べられていない現状を取り上げ、学校給食の存在意義について深堀りした。

番組MCでお笑い芸人のカンニング竹山は「給食は一つの楽しみで美味しいというイメージがあるので寂しい感じはする」とコメントし、続けて、「給食ってただご飯を食べるだけではなく、食育である。行政も予算を作るべきなんじゃないかなと思う」と自身の考えを述べた。

また、レギュラーコメンテーターでジャーナリストの堀潤が「今回の問題は、横浜市政に問題があるんじゃないかなと思う」と発言し、これに対し竹山も「給食に対する行政のお金の使い方を改善すれば、両親も楽になるし、経済の生産性もあがるのでは」と語った。

また、竹山は「子どもにご飯をたべさせてあげるというのは社会の責任。子どもがひもじい思いをする前に大人たちが責任をもって力をいれるべきところだと思う」と締めくくった。

■『ABEMA Prime』 放送概要

放送日時 :毎週月~金曜 夜9時~夜11時  ※生放送

放送チャンネル:ABEMA NEWSチャンネル

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