【WWE】殿堂式典にライガーが映像で登場「こんなに興奮するインタビューは初めて」

獣神サンダー・ライガー

【フロリダ州セントピーターズバーグ5日(日本時間6日)発】WWEの2021年度と2020年度の名誉殿堂「WWEホール・オブ・フェイム」式典が配信され、新日本プロレス2020年1月4、5日の新日本プロレス東京ドーム大会で引退し、同年に殿堂入りを獣神サンダー・ライガーが映像で式典に登場。大歓声を浴びた。

日本が世界に誇るジュニアの開拓者であるライガーは、日本人選手としてはアントニオ猪木氏(78)、藤波辰爾(67)に次ぐ3人目の快挙を達成し、日本人ジュニア選手としては初の受賞となった。(レガシー部門では力道山、ヒロ・マツダ、新間寿氏が受賞)。

司会役の解説者で〝南部の帝王〟ことジェリー・ローラー(71)が「偉大なる日本のジュニアヘビー級のレジェンドの登場だ」と紹介。過去の名勝負が映像で流されると「彼はジュニアヘビー級というジャンルの開拓者であり、IWGPジュニアヘビー級王座戦で多くの名勝負を展開し、WWE選手とも激闘を繰り広げた」とのナレーションが流れた。直後には現在、WWEで活躍する〝キング・オブ・ストロングスタイル〟こと中邑真輔(41)から「俺にとってあこがれの存在でした」との祝福メッセージも寄せられた。

ライガーは映像を通じて世界中のユニバース(WWEファン)にメッセージを送り「新日本プロレスの獣神サンダー・ライガーです。由緒ある賞をいただき、興奮していますし、鳥肌が立っています。こんなに興奮するインタビューは初めてです。本当にプロレスラーをやっていてよかったと思います。サンキュー・オール・オブ・マイ・ファン・オブ・WWE!」と率直に感激を表現していた。

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