米プロバスケットNBAトロント・ラプターズの渡辺雄太(26)は6日(日本時間7日)のロサンゼルス・レイカーズ戦で、相手のディフェンス2人越しにダンクを決めるなど19分45秒出場して8得点、3リバウンドと1アシストだった。試合は110―101でレイカーズが勝った。
第4クオーター(Q)の残り8分22秒。渡辺はしつこいディフェンスでレイカーズのデニス・シュルーダー(27)のパスミスを誘うと、相手のゴール近くで奪ったボールをドリブルで自ら運ぶ。
シュルーダーは必死に守備に戻ったものの、渡辺はトップスピードのままシュルーダーとゴール下にいたケンテイビアス・コールドウェルポープ(28)の上から両手でダンクを叩き込んだ。
この日の渡辺は第2Q開始から出場。最初のスリーポイントシュートは外したが、残り10分11秒にはドライブしてシュートを打つと見せかけてディアンドレ・ベンブリー(26)の豪快なダンクをアシストした。
第4Qの開始直後には開始直後にアレックス・カルーソ(27)のシュートをブロック。7分28秒にはオフェンスリバウンドからファウルを誘い、フリースローを1本決めるなど攻守で見せ場をつくった。
試合は第1Qで40―28とリードを奪ったレイカーズが完勝。この日のラプターズはスリーポイントシュートの成功率が15・2%(33本中5本)と低調だった。