【NBA】八村塁 シーズン後半戦初戦で11得点するもチームは敗れる

八村塁

米プロバスケットNBAはレギュラーシーズン後半戦がスタート。ワシントン・ウィザーズは敵地でメンフィス・グリズリーズに112―127で敗れた。八村塁(23)は25分23秒出場して11得点と6リバウンドだった。

この日の八村は開始11秒にラッセル・ウエストブルック(32)と息の合ったプレーで、最初のボールタッチでシュートを決める。

だが第1クオーター(Q)は相手の守備に阻まれてこの2得点のみで、ウィザーズは26―35のビハインドとなる。

第2Qは開始28秒にゴール下でファウルを誘いフリースローを確実に2本とも決める。

その後スリーポイントシュートと2本のフリースローを決め、このクオーターは2分で7得点。だが残り5分ではインサイドにドライブして苦しい体勢から強引にシュートを打つ。これが外れたリバウンドを取ったグリズリーズのジャ・モラント(21)がドリブルで速攻に持ち込むとウエストブルックはたまらずファウルで止める。

このプレーには現地の実況が「ハチムラのバッドショットのために、ウエストブルックがフラストレーションをためることになった」と厳しい評価をした。

62―67で後半に入ったウィザーズ。八村は第3Qはスリーポイントシュートを1本外したのみで無得点だったものの、チームは逆転する場面もあった。

第4Qの八村は残り3分50秒でウエストブルックのアシストからゴール下のシュートを決める。

終了間際にもゴール下でシュートを打つシーンがあったものの、ここはブロックに阻まれて試合終了。後半戦に38試合を残すウィザーズは黒星スタートとなった。

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