【競泳】長谷川涼香 200メートルバタフライで代表入り「本当にこの選考会は心臓に悪い」

代表入りを決めた長谷川

競泳・日本選手権兼東京五輪代表選考会第5日(7日、東京アクアティクスセンター)、女子200メートルバタフライ決勝は長谷川涼香(21=東京ドーム)が2分7秒24で優勝。派遣標準記録を突破して2大会連続の五輪出場を決めた。

レースを終え、安どの表情を見せた長谷川は「本当にこの選考会だけは心臓に悪いですね」と話し、重圧からの解放をかみしめた。大会前は納得の練習ができていなかったようだが、前日の準決勝で2分8秒84をマーク。「『絶対に切れるよ』といろんな人に声を掛けてもらって、最後は行くしかないという気持ちだった」。

淑徳巣鴨高、日大で1学年後輩の池江璃花子(20=ルネサンス)とともに五輪切符を手にし「まさかまた一緒に行けるとは思わなかった」と長谷川。大舞台に向けてさらなる強化に励む。

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