【J1】カズ起用法も変化か…最下位・横浜FCが下平監督解任 後任にユースの早川知伸氏

解任となった下平監督

J1横浜FCは8日、下平隆宏監督(49)の解任とユース監督を務める早川知伸氏(43)の昇格を発表した。下平氏は、2019年に当時J2だった横浜FCの監督に就任し、同シーズンのJ1昇格に貢献した。しかし、今季は開幕から8試合で勝利なく1分け7敗の最下位(20位)に低迷していた。

下平氏はクラブを通じて「昨晩の試合後、GM、社長と話し合いの場を持ちクラブを離れることになりました。今季はJ1定着を目指し、トップ10入りを目標にしましたが、思うような結果を出せなかったことに強く責任を感じております」などとコメントした。

早川氏は「横浜FCで監督をさせていただけることに感謝しております」とし「自分自身にとって最高のクラブです。多くの仲間と出会い、素晴らしい経験をさせていただき、自分をここまで成長させてくれた最高のクラブです。この横浜FCへの想いは誰にも負けません」とした。

横浜FCにはJリーグ最年長53歳の〝キング・カズ〟こと元日本代表FW三浦知良が所属。下平監督時代はあまり出番がなく、主にカップ戦要員となっていたが、監督交代で今後の起用法も注目されそうだ。

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