レジェンド中村憲剛氏が〝日本代表コーチ〟就任

中村憲剛氏

元日本代表でJ1川崎で活躍した中村憲剛氏(40)が、未来の日本代表を指導することになった。

日本サッカー協会が8日、憲剛氏のロールモデルコーチへの就任を発表した。今後はアンダーカテゴリーの日本代表チームへの指導や、協会が取り組む若年層の強化および普及に関わる活動に参加する方針だ。

早速12日からJFA夢フィールドで始まるU―17日本代表候補合宿に参加して〝代表コーチ初指導〟を実施する。憲剛氏は協会を通じて「この度、日本サッカー協会・ロールモデルコーチとして契約していただくことになった中村憲剛です。このような貴重な機会をいただき、うれしく思います。自分が幼いころから40歳で引退するまでに培ってきた経験を、アンダーカテゴリーの代表チームをはじめ、これからの日本の未来を担うであろう若い世代に伝えていけたらと思っております」と意欲的にコメント。

協会の反町康治技術委員長(57)は「加入当時J2だった川崎フロンターレをJ1で3度の優勝を遂げるチームへと押し上げた立役者であり、代表としてもW杯、コンフェデレーションズカップ、アジアカップと大きな大会で戦った経験を持っています。代表選手としてはもちろん、プロサッカー選手としてのピッチ内外の振る舞いを若い選手たちに身を持って示してほしいと思います」と期待を寄せた。

レジェンドの指導が日本代表の強化において大きな役割を果たしそうだ。

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