【新型コロナ】8日の神奈川、緊急事態宣言解除後最多の175人感染 1人死亡

 新型コロナウイルス感染症を巡り、県内で8日、新たに90代女性の死亡と、10歳未満~90代の男女計175人の感染が確認された。うち87人の感染経路が不明。新規感染者数は緊急事態宣言が解除された3月22日以降で最多となり、3日連続で100人を超えた。

 横浜市によると、死亡した90代女性は、クラスター(感染者集団)が発生した平成横浜病院(同市戸塚区)に他の疾患で入院していた。4月1日に陽性が判明し、同4日に死亡した。死因は心不全だった。同病院では、患者4人と職員1人の陽性が新たに判明。感染者数は47人となった。

 川崎市によると、20代男性会社員7人は市内の会社の同僚で、川崎区内の社員寮2カ所に住んでおり、市はクラスターと認定した。前日に陽性が判明していた1人を含め、感染者は計8人になった。

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