アゼルバイジャン1部のネフチ・バクーでデビューした元日本代表MF本田圭佑(34)を、クラブOBのレジェンドがズバッと評価した。
本田は4日に行われたホームのスムガイト戦で後半開始から途中出場したが無得点に終わり、現地メディアでは厳しい評価が下された。
一方で、アゼルバイジャン代表のレジェンドでネフチ・バクーでも活躍したアスラン・ケリモフ氏(48)が、ロシアメディア「アゼリスポーツ」に対して本田の実力を分析した。
「彼の特徴は〝トランスミッション〟だ。スムガイトとの試合では、いくつかの良いパスが見られた。彼の経験は目に見え、彼はフィールド全体をどれだけよく見ているのかが分かった」と司令塔としての能力を高く評価した。
その一方で、本田は東京五輪代表のオーバーエージ(OA)枠入りのために点取り屋としての役割をアピールすると宣言している。しかしケリモフ氏は「ホンダは爆発的な決定力のあるプレーヤーではない。(決定力の面で)彼は注目に値することは何もしていない」とストライカーとしての能力には疑問を呈した。
日本代表で長年トップ下として君臨した本田は自身の長所を評価された一方で、現在目指すFWとしてはダメ出しされてしまった。次戦10日のカバラ戦でレジェンドの評価を覆すゴールを奪えるか。