Rマドリードがアザール放出か マンチェスターU移籍急浮上

FWエデン・アザール(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードのベルギー代表FWエデン・アザール(30)が今夏にもイングランド・プレミアリーグに復帰する可能性が出てきた。スペインメディア「ドン・バロン」が「アザールにサプライズオファー! レアル・マドリードは交渉の席につく」とのタイトルで報じている。

同メディアは「次の移籍期間にRマドリードを離れる確固たる候補者だ。彼はセカンドシーズンでも、いつもケガの問題を抱えているのでクラブは失望した。すでにピッチにいないことに慣れており、彼が戻ってきても(メンバー入りが)保証されていない」とし、スター選手の放出もし赤谷状況という。

その上で前所属のイングランド・プレミアリーグのチェルシーで大活躍していたことから「プレミアリーグが彼を連れ戻したいと思うのは当然だ」と指摘。さらに同リーグのマンチェスター・ユナイテッドが獲得に興味を示しているとし「アザールは契約を結ぶことができる」と報道した。

同メディアによると、2019年に移籍金1億6000万ユーロ(約208億円)でRマドリードに加入したアザールの市場価値について離脱の多さと30歳になったことも加味し、すでに半分(8000万ユーロ=約104億円)に急落したと伝え、買い手がつかない状況ではないという。

ジネディーヌ・ジダン監督(48)は評価しているものの「(Rマドリード会長の)フロレンティーノ・ペレスは、市場価値が急落したベルギー人のための避難所を見つけるという難しい仕事をするでしょう」と伝えている。

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