【競泳】難波実夢 小堀倭加に800m自由形でリベンジ「勝てたのは今後の自信につながる」

女子800メートル自由形で優勝した難波実夢(左)と2位の小堀倭加(代表撮影)

競泳・日本選手権兼東京五輪代表選考会第7日(9日、東京アクアティクスセンター)、女子800メートル自由形決勝が行われ、難波実夢(18=MGニッシンSSマコト)が8分26秒61で優勝。8分26秒67で2位に入った小堀倭加(20=セントラルスポーツ戸塚)とともに、400メートル同種目に続く五輪切符を手にした。

2度も負けるわけにはいかなかった。4日の400メートル同種目決勝でも両者は対戦。難波はラスト15メートル付近までリードしながら、小堀に逆転負けを喫し「代表に内定したうれしさ半分と悔しさ半分だった」と複雑な思いを抱いていたという。

だからこそ、この日は「400のリベンジをする」と強い気持ちでレースに挑み、100分の6秒差で勝利。「接戦は予想していたので、勝てたのは今後の自信につながる」と笑みを浮かべた一方で、五輪での目標について問われると「倭加さんと切磋琢磨しながら2人で決勝に残っていきたい」ときっぱり。ライバル同士で高め合い、世界の頂を目指す覚悟だ。

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