丸山穂高議員 議員給与カットのカラクリ暴く「実質は2割もカットしてないヨ」

丸山議員

NHK党副党首の丸山穂高衆院議員(37)が10日、ツイッターで国会議員歳費削減の“ウソ”を暴いてみせた。

自民、立憲民主両党の国会対策委員長は8日、国会内で会談。4月末で期限を迎える、国会議員の歳費を2割削減する措置について、延長する方針で一致した。与野党は昨年5月から、新型コロナウイルスによる経済悪化を受け、月額25万8800円を削減していた。

この報道を引用した丸山氏は、「『議員給与2割カットしてまーす!』と見せかけて、実は、年2回計628万円のボーナスを対象から除外することで実質は2割もカットしてないヨ。地方議員や首長などはこの2割すら対象外」とセンセイ方の懐事情を暴露。「各地域の議会判断は兎も角、国会議員の歳費カットは賞与も対象にすべきでは?」と意見した。

また「他国と比べコロナ感染拡大を抑え込めておらず、ワクチン供給もかなり遅れてるこの政治状況で、またぞろ6月に国会議員がボーナスで満額300万円強頂きます~とか、普通におかしいでしょ」と指摘。

「まだ現タイミングなら6月分の変更可能。ボーナスと同時期の支給だけど、期末手当って名前で、成果給の意味のボーナスとか賞与じゃないよとかいう言い訳」と記し、身内にだけ甘い国会議員のボーナス満額支給に疑問の声を上げた。

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