【新型コロナ】10日、川崎で47人感染 宮前区の施設をクラスター認定

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は10日、10歳未満~90代の男女47人の感染が新たに確認されたと発表した。中等症4人、軽症33人、無症状10人で、20人の感染経路が不明。市発表の感染者は累計9398人となった。

 年代別では30代が10人と最多。20代が9人、40代6人、50代と60代が各5人、10歳未満と80代が4人で、90代2人、10代と70代が各1人となっている。居住区別では宮前区11人、川崎区9人、幸、中原の両区が5人、高津区4人、多摩区と麻生区3人、横浜市3人、藤沢市2人、東京都内2人となっている。

 市によると、感染経路が分かっているのは家庭内感染12人、陽性者と接触が15人。

 宮前区の通所介護施設で職員6人と利用者4人の感染が判明。市はクラスター(感染者集団)が起きたと認定した。同施設での感染者は計13人となった。

 高津区内の有料老人ホームでも入居者の80代女性らの感染が分かり、同施設の陽性者が6人となったため、市はクラスターと認定した。

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