【DDT】赤井沙希がEXTREME級王座挑戦「ベルトを持ってDDTらしさを発信したい」

赤井(右)は自らのベルトを掲げ、クリスへの挑戦を表明した

DDTのタレント兼プロレスラー、赤井沙希(34)がEXTREME級王者クリス・ブルックス(29)への挑戦を表明した。

11日の後楽園ホール大会で赤井はクリスと組み、8人タッグに出場。顔面キックやドロップキックでめった打ちにされる場面もあったが、彰人(34)にブレーンバスターを決めるなど随所で見せ場をつくった。最後は中村圭吾(21)をケツァル・コアトル(旋回式ラ・マヒストラル)で沈めて勝利した。

試合後は引き揚げようとするクリスを呼び止め「そのベルトに挑戦させてください」と直訴。その理由を「(所属ユニット)『イラプション』の坂口(征夫)さんがユニバーサル王座挑戦、樋口(和貞)君がKO―D王座に挑戦した。また最近はDDTらしさとは何かとみんなが考えている。それなのに私はセコンドで見ているばかり。女子一人で乗り込んできて、DDTの歯車になりたいと思っていたが、ベルトを持ってもっとDDTらしさを発信したい」と説明した。

一方のクリスは「面白いことをやりたいと思っていたが、赤井さんからの挑戦はまさにそれ」と承諾。赤井が保持するアイアンマンヘビーメタル級ベルトもかけたダブルタイトル戦が、5月4日後楽園ホール大会で行われることが決まった。

© 株式会社東京スポーツ新聞社