【DDT】樋口和貞 「裸足ファイト」で秋山準からベルト奪取だ!

秋山準(左)からベルト奪取をもくろむ樋口和貞

28日のDDT東京・後楽園ホールでKO―D無差別級王者の秋山準(51)に挑戦する樋口和貞(32)が、ベルト奪取に並々ならぬ覚悟だ。

王者の秋山は先月にDDTのヘッドコーチに就任。「プロレスの本道」をDDTに持ち込もうとしているが、樋口は「DDTの何を知っているんだ。自分はDDTが好きで入ってきた。DNA(DDTが運営した若手中心のプロジェクト)で生まれ、DDT育ちの自分がベルトを引っぺがす。(昨年のD王GPで)1回勝っていますし、受けて立つという構えです」と自信をみなぎらせた。

同王座への挑戦は今回で5回目となるが、14日の後楽園大会では原点回帰として「裸足ファイト」を披露。「28日(王座戦)もそれでいきます。これまで柔道、相撲とずっと裸足でやってきましたから。5回目だし、何かを変えなきゃという覚悟。『裸足のチャンピオン』って響きがいいじゃないですか」と悲願の初戴冠へ、足もとから見つめ直すつもりだ。

ベルト奪取後の青写真も描いており「これまでの王座戦で敗退した人にリベンジしたい。HARASHIMAさんに2回、全日本の石川修司さん、次がフリーになった入江茂弘さんとやって負けているんで。あと同じチーム『イラプション』の坂口征夫さんともやってみたい」。今回ばかりは何としても団体の最高峰のベルトを奪取する。

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