【マスターズ】松山英樹 悲願のメジャー制覇 10度目挑戦で日本人男子初の快挙

マスターズを制した松山(ロイター)

【ジョージア州オーガスタ11日(日本時間12日)発】ゴルフの海外メジャー「マスターズ」最終日(オーガスタ・ナショナルGC=パー72)、2位に4打差をつけて首位でスタートした松山英樹(29=LEXUS)は73でラウンド。通算10アンダーで逃げ切り、悲願のメジャー初制覇を果たした。

東日本大震災の1か月後、日本人アマチュアとして初めて出場し、ローアマにも輝いた2011年の初出場以来、これが10回目の出場。20代最後の「マスターズ」で快挙を達成した。

日本人選手の海外メジャー制覇は1977年「全米女子プロ」の樋口久子、2019年「AIG全英女子オープン」の渋野日向子、2013年「全米プロシニア」の井戸木鴻樹があるが、男子レギュラーでは初めて。アジア人選手の「マスターズ」制覇も史上初の快挙となった。

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