広島出身女優・國森桜、舞台「夕凪の街 桜の国」主演に抜擢!「戦争後に生き残った人たちの物語にも注目してほしい」

秋元康プロデュース「劇団4ドル50セント」の女優・國森桜(くにもり さくら)が、2021年8月4日~15日に上演される舞台「夕凪の街 桜の国」にて、元AKB48の北原里英とともにW主演を務めることが決定した。

本作は、大ヒット映画『この世界の片隅に』の原作などで知られる"こうの史代"氏による名作コミック『夕凪の街 桜の国』を題材にした舞台で、昭和30年と現代を生きる二人の女性を通じて、戦争が人にもたらした悲しみとそこからの再生を描いた群像劇。2007年には田中麗奈・麻生久美子主演で映画化、2018年には常盤貴子・川栄李奈主演でテレビドラマ化されるなど、今もなお様々な派生作品が製作されるほど評価を受けている作品である。広島県出身の國森は「戦争は学校で学んだこと以外にも知らないことがたくさんあって、戦争中の出来事はもちろん、戦争後に生き残った人たちの物語にも注目してほしいです。」と語っており、「私の知っていることや作品を通じて学んだこと、この物語を、若い世代を中心に少しでも多くの方に知ってもらえるよう、責任をもって全力で届けます。そして、この先もずっと語り継がれることを願います。」と意気込んでいる。

本作は、8月4日(水)~8日(日)まで東京・CBGKシブゲキ!!にて、8月14日(土)~15日(日)まで大阪・近鉄アート館にて上演される。

國森桜コメント

私は広島県出身ということもあり、小さい頃から戦争についてたくさん学んできたので、戦争について語った作品に出ることで世の中にもっと広めたいと思っていました。そんな中、お客さんとして観ていた「夕凪の街 桜の国」の舞台に、まさか自分が出演できるなんて思ってもみなかったので、出演が決まったときはとても嬉しかったです。今回、北原里英さんとW主演で、自分に主演が務まるのかすごく不安でいっぱいですが、選んで頂いたからには自信を持って皆実役を全うしたいと思います。北原里英さんはお会いした時とても優しく接してくださり、私の中で「お姉ちゃんみたいだなぁ」と勝手に思っています!戦争は学校で学んだこと以外にも知らないことがたくさんあって、戦争中の出来事はもちろん、戦争後に生き残った人たちの物語にも注目してほしいです。私の知っていることや作品を通じて学んだこと、この物語を、若い世代を中心に少しでも多くの方に知ってもらえるよう、責任をもって全力で届けます。そして、この先もずっと語り継がれることを願います。

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