【11、12日】長崎県内初 佐世保でコロナ再感染 2日間で15人感染

新型コロナウイルス感染者の入院状況(11日午後7時現在)

 長崎県と佐世保市は11、12の両日、県内6市1町で新たに計15人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち佐世保市では県内で初めて再感染者1人が判明。これとは別に同市教委は学校関係者1人が感染したのに伴い、市立学校1校を12日から2日間、学年閉鎖した。
 内訳は東彼東彼杵町6人、佐世保市3人、大村市2人、西海、諫早、五島、雲仙4市が各1人。
 佐世保市によると、再感染者の年代や性別、職業、1回目の感染状況はいずれも非公表。2週間以内の県外移動歴があり、9日に吐き気を訴え、11日の検査を経て再感染が確認された。濃厚接触者1人の陽性も分かった。一方、同市内学校関係者は男性で、県内陽性者の濃厚接触者。接触があった学校関係者ら19人の検査を進める。
 東彼杵町では10日に10代男性の陽性が判明。濃厚接触者らを検査し、同町5人と大村市2人の感染を確認した。1カ所での感染拡大ではなく、県は現時点でクラスター(感染者集団)ではないとみている。
 雲仙市の50代男性団体職員は感染経路不明。西海市の50代女性会社員は県外陽性者の濃厚接触者。諫早、五島両市の計2人はどちらも県外移動または県外の人との接触があった。

 


© 株式会社長崎新聞社