森保監督が松山Vに号泣「日本人は必ずやればできる」と勇気を授かる

オンラインで取材に応じる森保監督

日本代表と東京五輪代表を兼務する森保一監督(52)が13日にオンラインで取材に応じ、男子ゴルフの海外メジャー「マスターズ」を日本人として初制覇した松山英樹(29=LEXUS)を絶賛した。

リアルタイムでの中継は見逃したという指揮官だが「朝のニュースなどで結果を見て感動、感激して泣いた。日本人のアスリートが世界の舞台で勝つというのは本当に快挙。松山さんが成し遂げたことに、嫁さんと泣きながら拍手した」と快挙に号泣して喜んだことを明かした。

世界の頂点を目指して戦うのはサッカー日本代表も同じ。「我々も2050年までに世界チャンピオンになるという目標を掲げている。現在の代表活動でも世界の強豪と同じ目線で戦おう、追いつきだけでなく追い越せということも目標に戦っている」と世界の強豪と渡り合うべく強化を積み上げている。

そして「松山さんが世界の強豪と戦って世界一になったことは勇気をもらった。日本人は必ずやればできると。個人競技と団体競技の違いはあるが、世界で勝っていくイメージをつくらせてもらえた」と2022年カタールW杯を目指す森保ジャパンも松山の戦いぶりをお手本にするつもりだ。

そして、東京五輪代表は今夏の本大会で金メダルを目指している。出場が確実な松山とともに、“アベックV”を狙うことになりそうだ。

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