【フィギュア】羽生結弦が松山英樹に「仙台市民、宮城県民としてすごくすごく誇らしい」

同郷の英雄について語った羽生結弦

フィギュアスケートの世界国別対抗戦(15日開幕、丸善インテックアリーナ大阪)の公式練習が14日に行われ、五輪2連覇の羽生結弦(26=ANA)がリモートインタビューに応じた。

先日、男子ゴルフの海外メジャー「マスターズ」を制覇した松山英樹(29=LEXUS)とは地元の宮城・仙台市、東北福祉大という遠からぬ縁がある。羽生は「実は、ちょっと生で見ていて(笑い)」とニッコリ。快挙の瞬間は見ていなかったというが、連日9ホール目くらいまで生中継のテレビで応援していたことを明かした。

これまで地元で行われる表彰イベントでは何度か同席。それだけに大きな感慨と刺激を得たという。

「羽生結弦としてじゃなくて、本当に仙台市民として宮城県民としてすごくすごく誇らしいですし、何よりゴルフ界で日本人がマスターズを制覇することがどれだけ大変かということをすごくすごくわかっているので『おめでとう』とか『すごいですね』とか、そういう言葉ではなく、日本ゴルフ界に、本当に松山英樹さんという方がいたんだという証しを残したんだなって思っています」

自身は来年の北京五輪へ向け、そして人類初のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)を目指している。同郷人としての誇りを胸に、今度は自分が夢を体現する番だ。

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