松山英樹がグリーンジャケット姿で凱旋会見

グリーンジャケットで帰国会見に臨んだ松山(提供写真)

ゴルフのメジャー「マスターズ」で日本人初のメジャー制覇を達成した松山英樹(29=LEXUS)が14日、グリーンジャケット姿で「凱旋会見」を行った。

前日に帰国。新型コロナウイルスの影響による2週間の自主隔離期間中ということで、必要な防疫措置を取ってリモート形式で行われた会見では「まだ日本に帰ってきてから誰とも会ってないので不思議な感じ。(日本での)ニュースを見てすごいことをしたんだなと思いました」と話した。

2021年に入ってからは最高成績が15位のもどかしい状態に「よくなる気配ありながら結果出なくてもどかしい思い続いていた」のが、「マスターズ」開幕前日の「水曜日の練習が終わって、いけるかなと思った」という。

前週に出場した「バレロ・テキサス・オープン」は初日に67で首位と1打差の好発進をしなから結果は30位。「初日良くて、2日目以降よくなくてキャディーにも当たったりして、何で自分は怒っているんだろうとあきれてる自分がいました」と振り返る。

その反省から「マスターズ」では「今週はミスをしてもそれを受け入れて、怒らずやろうと思いました」のが終始柔和な表情でプレーし、勝利につながったのだという。

快挙の一方で、1歳半でゴルフを始めて以来「初めてクラブを握りたくない、と思うぐらい疲れている」とも。

今後はしばしの休養を経て、5月13日開幕の「AT&Tバイロン・ネルソン」。さらに翌週のメジャー「全米プロ」に出場予定となっている。

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