中日・勝野が4回5失点KO… G打線の餌食に「試合を壊してしまい申し訳ない」

3回、連打を浴びベンチに戻る中日・勝野(左)

中日・勝野昌慶投手(23)がまさかの背信投球だ。

14日の巨人戦(東京ドーム)で先発したが、4回までに78球を投げ6安打5失点KOされた。

これまでの課題だった初回と2回はいずれも三者凡退に抑え、順調な立ち上がりを披露。ところが、3回に入ると突じょ、制球が定まらず制御不能に陥った。

先頭の香月の中前打をきっかけに一死一、二塁から松原の左前打で先制点を許すと、続く坂本に左翼線を破られる2点適時二塁打。さらに梶谷には右中間へ2ランを被弾。結局、この回に打者10人の猛攻を受けて一挙5点を奪われた。

前回7日のDeNA戦(バンテリン)では5回無失点の好投を見せ、竜先発陣の中でチーム一番乗りとなる勝ち星をマーク。今回はまさかの大炎上となり「試合を壊してしまい申し訳ないです」と、がっくりと肩を落とした。

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