熊本、仮設なお400人超 地震5年、遺族「悲しみ消えず」

熊本、大分両県で災害関連死の221人を含む計276人が犠牲となった2016年4月の熊本地震は14日、最初の激震「前震」から5年を迎え、熊本県庁で追悼式が開かれた。熊本では今なお418人(3月末時点)が仮設住宅で暮らす。インフラの復興が進み、多くの人は再建した自宅や災害公営住宅に移った。一方で高齢被災者の孤独死も相次いだ。孤立を防ぎ、生活支援や見守りをどう続けていくかが課題となっている。

© 一般社団法人共同通信社