ソフトバンク松田がオリ山本から猛打賞 侍選出は「1%の可能性を信じて」

試合後、松田(左)は先発・和田とともに満面の笑み

熱男が大暴れだ。ソフトバンクの松田宣浩内野手(37)が、14日のオリックス戦(ペイペイドーム)で決勝打を含む猛打賞の活躍でチームを勝利に導いた。

相手先発は球界のエース・山本由伸投手だった。2回にバットを折られながらも中前へ決勝打となる先制適時打。6回には3点目につながる中前打を放った。4回の第2打席でも左中間への二塁打と、山本から3安打をマークした。

この日は五輪開幕の100日前でもあり、高橋由伸氏、松中信彦氏、藤川球児氏ら出場経験者が全6球場で始球式を行った。

2019年のプレミア12での世界一メンバーでもある松田。代表選出に向けて「心のどこかに持ってますしね。ゼロじゃないと思って。1パーセントの可能性を信じて頑張っていきたい」と思いを口にした。

年齢的にはベテランの域で昨季は大不振にも陥った。それでも今季は開幕直後こそ3戦ノーヒットだったが、打率2割7分1厘、1本塁打、9打点と数字を上げてきている。

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