ゴルフのメジャー「マスターズ」で日本人初のメジャー制覇を達成した松山英樹（２９＝ＬＥＸＵＳ）が１４日に行った「凱旋会見」の模様が、世界のメディアで１５日（日本時間１６日）から相次いで公開されている。
「マスターズ」のエンブレムも鮮やかなグリーンジャケット姿で臨んだ会見に、英語の字幕を付けて公開しているのは、マイクロソフト社が運営する「ｍｓｎ」や、米国が拠点の「スポーテイングニュース」。さらにフランスに本拠地を置く「デイリー・モーション」。カタールの「ｂｅＩＮ ＳＰＯＲＴＳ」など。
会見で松山は、前週の初日に首位と１打差発進しながら３０位に終わった際に「なんでこんなに怒ってるんだろう」と自分にあきれたことや、開幕前日にかけて調子を上げて「今週は怒らないでおこう」と誓い、勝利につながったことなどを語った。
また、この優勝により「日本人でもグリーンジャケットを着られるということが証明できたと思うので、僕がタイガー（ウッズ）になりたいと思ったように、子供たちが僕みたいになりたい、と思うようになってくれたらうれしい」と話した。
いずれのメディアも全世界を対象に情報を発信しており、合計の視聴数は一日で数億回になる。松山の動画も今後の累計は１億回を超えることが予想される。
こうした世界規模のメディアも注目することが、今回の勝利の偉大さを物語っている。
