宮里座間味村長が4期目出馬表明 「不出馬」から一転

 【座間味】任期満了に伴う5月11日告示、同16日投開票の座間味村長選に向け、現職の宮里哲氏(53)は16日、4期目を目指して出馬することを表明した。同日、那覇市内で本紙などの取材に答えた。

 宮里氏は昨年10月、村長選に出馬しないことを表明していたが「村内外の多くの支援者から出馬要請をいただいた。熱い思いを受け止め、あと4年、村政のかじ取りをしたい。ウィズコロナ、アフターコロナに向け、しっかりとした行政運営を行いたい」と話した。

 新浄水場の建設については「村と県企業局が締結した協定に沿って事業を進めていく」と述べた。

 宮里氏は1967年8月22日生まれ。村座間味出身。第一経済大卒。94年に村役場入りし、産業振興課係長などを経て2009年5月の村長選で初当選。現在3期目。県離島振興協議会会長などを務めている。

 村長選には新人で村議の宮平譲治氏(48)が出馬を表明しており、一騎打ちとなる見通し。

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