レイズがワカの好投でヤンキースに快勝 筒香は出番なし

【レイズ8-2ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

レイズは先発のマイケル・ワカが立ち上がりから安定したピッチングを展開し、6回1安打無失点の快投。打線も6回までに8点を奪ってワカを援護し、ヤンキースに8対2で快勝した。ヤンキースはオープナーに起用されたニック・ネルソンが1回2失点で降板。2番手のマイケル・キングは3回無失点と好投したが、3番手のルイス・セッサと4番手のルーカス・リットキーが失点を重ね、3連敗となった。

レイズは1回表無死2・3塁のチャンスでブランドン・ラウが右中間フェンス直撃の二塁打を放ち、2点を先制。ワカが好投を続けるなか、5回表にはマイク・ブロソーのタイムリー二塁打などで一挙4点を奪い、6回表にも二死満塁からマイク・ズニーノのタイムリー二塁打で2点を追加した。2番手のトレバー・リチャーズが7回裏にジャンカルロ・スタントンに2号2ランを浴びたが、失点はこの2点だけ。3番手のハンター・ストリックランドが最終回を三者凡退に抑え、快勝の一戦を締めくくった。

開幕からなかなか波に乗れないヤンキースは、同地区ライバルのレイズに完敗し、オリオールズがレンジャーズに勝利したため、5勝8敗で地区最下位に転落。この日はオープナー戦法が機能せず、打線も14三振を喫する一方でわずか3安打に終わり、スタントンの一発で2点を返すのが精一杯だった。

なお、レイズの筒香嘉智は前日に続いてスタメンから外れ、2試合連続のベンチスタート。最後まで出番がなく、今季2度目の欠場となった。

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