グレインキー快投 アストロズが最長タイの開幕戦9連勝

【アストロズ8-1アスレチックス】@オークランド・コロシアム

アストロズは開幕投手のザック・グレインキーが地区優勝争いのライバルと目されるアスレチックスを相手に6回3安打無失点という安定感抜群のピッチングを披露。チームを8対1の快勝に導き、自身初となる開幕戦での白星を手にした。アストロズはア・リーグ西部地区に編入した2013年以降、これで開幕戦9連勝。1900年以降の現代野球では2007~15年のマリナーズなどに並ぶ最長タイ記録となっている。

グレインキーとクリス・バシットのマッチアップとなった一戦は、両軍無得点で迎えた4回表にアストロズが1点を先制。6回表にヨルダン・アルバレスの2点タイムリー二塁打でリードを3点に広げ、グレインキーを援護した。7回裏に2番手のエノーリ・パレイデスが1点を失ったものの、8回表にマイケル・ブラントリーの1号ソロとアレックス・ブレグマンの1号ソロで2点を奪い、9回表にも3点を追加。終わってみれば8対1の快勝となった。

アストロズはブラントリーが4打数3安打1打点、ブレグマンが4打数2安打2打点、アルバレスが3打数1安打3打点を記録するなど、主力打者がしっかりと役割を果たしてチームに貢献。3~7番の5人が無安打に終わったアスレチックス打線とは対照的だった。好投したグレインキーが1勝目(0敗)をマーク。バシットは6回途中4安打3失点と粘りのピッチングを見せたものの、1敗目(0勝)を喫した。

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