「イタリア映画祭2021」開催決定 D・ルケッティ「靴ひも」など 最新イタリア映画11本を上映

(2021年4月28日追記) 4月30日~5月5日に予定されていた東京・ユーロライブでの上映は、緊急事態宣言の発令により中止となりました。上映作品も変更があります。詳細は公式ホームページ(http://www.asahi.com/italia/)をご確認ください。

今年で21回目となる「イタリア映画祭2021」が、東京・大阪およびオンライン上映で開催されることが決定した。東京では4月30日からユーロライブで、大阪では6月5,6日にABCホールで開催される。オンラインでは5月13日から6月13日にかけて行われる。

「靴ひも」「私は隠れてしまいたかった」「わたしはダフネ」など、新進気鋭の監督から巨匠まで、世界の映画祭を席巻した作品やさまざまなジャンルの最新イタリア映画11本が、日本初お目見えとなる。

「靴ひも」は、昨年のヴェネチア国際映画祭のオープニング作品で、「ローマ法王になる日まで」などのダニエーレ・ルケッティ監督最新作。「おとなの事情」などのアルバ・ロルヴァケルと、「シチリアーノ 裏切りの美学」などのルイージ・ロ・カーショが夫婦役で共演する家族の物語。

「私は隠れてしまいたかった」は、「やがて来たる者へ」などのジョルジョ・ディリッティ監督の、7年ぶりとなる長編作品。20世紀素朴派の重要な存在である孤高のイタリア人画家アントニオ・リガブエの数奇な生涯をたどる。リガブエを演じたエリオ・ジェルマーノは、ベルリン国際映画祭で最優秀男優賞を受賞した。

7月3日より全国順次公開が決定している「わたしはダフネ」も特別上映される。映画初出演となるカロリーナ・ラスパンティがダフネ役を演じる。(4月28日追記:「わたしはダフネ」の上映は中止となりました)

他の上映作品やイベント詳細は公式ホームページ(http://www.asahi.com/italia/)を参照のこと。

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