【J1】未勝利対決は引き分け 最下位・横浜FC2点リード守り切れず

袴田が先制ゴールを決めるも…

J1最下位(20位)の横浜FCは17日、ホームに19位仙台を迎えた〝未勝利対決〟で2―2の引き分けに終わり、リーグ初勝利はお預けとなった。

前半17分にDF袴田裕太郎が先制点を決めると、さらに1―0の後半23分にMF斎藤功佑が頭で追加点。リーグ戦未勝利脱出へ前進したが、ここから2点を奪われて勝利ならず。2―1で迎えた後半アディショナルタイムには、一度はオフサイドの旗が上がったが、ビデオ・アシスタント・レフェリーを経て相手のゴールが認められた。就任2試合目の早川知伸監督(43)は「最後の最後で追いつかれ、残念なゲームになってしまった。リードして進んでいたが、後半は押し込まれる時間も長くなった。やはりそこが問題だった」と振り返った。

一方、仙台の手倉森誠監督(53)は「アウェーで2点ビハインドから勝ち点1をひろったのは、かろうじての仕事になったが、もう少し詰めていけば、勝ち点3を取れる意識をチームにすり込んでいきたい。勝ち点1でよかったと思ってはいけない」。この結果で順位は変わらなかったが、未勝利組はこの苦境を抜け出すことができるのか。

© 株式会社東京スポーツ新聞社