【競泳】池江璃花子「世界に戻ってきたことを証明できるように」日大水泳部の壮行会で力強く宣言

池江璃花子

競泳女子で東京五輪代表の池江璃花子(20=ルネサンス)が17日、都内で行われた日大水泳部の壮行会に出席した。あいさつでは「池江璃花子が世界に戻ってきたことを証明できるように頑張りたいと思います」と力強く宣言。同じく日大に在籍する長谷川涼香、小堀倭加、関海哉、本多灯も参加した。

壮行会には部員やOBら120人以上が集まり、池江は「こういう会をやっていただくと、五輪に内定したんだなという気持ちが強くなります」と笑顔を見せた。

今回は400メートルリレーと同メドレーリレーで出場権を獲得し、日本選手権後の代表合宿にも参加した。2018年以来の代表入りに「世代交代したんだなというのをすごく感じた。今度は後輩もいますし、初代表の選手とかにいろいろ背中を追ってもらえるような選手になりたい」と話す。

また、白血病からの完全復活を目指す立場には変わりないが「多分、帰ってくるのには時間がかかるだろうと思われたと思うんですけど、今回五輪の代表が内定したことで他の選手もすごくびっくりしていると思いますし、自分自身もすごくビックリしているんですけど、この数か月だけでも速くなれる自信もある」と言いきった。

本番まで残り3か月。池江は「どれくらい自分の記録が伸ばせるのかすごく楽しみ」と語った。

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