虎バッテリー2戦合計4死球…ヤクルト戦「警告試合」の〝伏線〟

8回、死球を受けた大山

阪神は18日のヤクルト戦(甲子園)に10―7で勝利。2016年以来となる5年ぶりの7連勝に成功し、貯金は11にまで膨れ上がった。

今カードを2勝0敗(17日の試合は雨天中止)で勝ち越した絶好調の矢野阪神だが、試合終盤には〝不穏〟なムードも漂った。8回二死二塁の場面で打席に立った大山にヤクルトの5番手投手・梅野が死球が与えると、球審の真鍋審判は一時試合を中断させ、場内放送で「警告試合」として再開することを宣言。

この日のゲームでは阪神の3番手・岩貞(7回)が村上に、4番手・加治屋(8回)が塩見に死球をそれぞれ与えていた。また同カード初戦の16日の試合(甲子園)でも、先発投手の藤浪が山田と塩見に死球を記録している。

9回のヤクルトの攻撃は守護神のスアレスが3者凡退でゲームをクローズさせたが、両軍にとってやや後味の悪い試合展開になってしまった。

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