久保建英の来夏去就巡りレアルがトップ会談 スペインメディア「居場所確保は難しい」と指摘

久保建英

スペイン1部ヘタフェの日本代表MF久保建英(19)の今夏の去就を巡り、数週間後に保有元のレアル・マドリード首脳陣が方針を決定する可能性が出てきた。

スペインメディア「フィチャージェス」は「Rマドリードと久保のジレンマ。日本人選手は今季3度目となる保有元クラブとの対戦を行い、数週間後には将来を再び決定する必要がある」と報道。18日の試合で対戦する久保のプレーを直接チェックしたうえで、今季終了までに久保の今後を議題にした重要な会議が実施される見通しとなった。

「久保は(Rマドリードと)契約してから今年で2年になる。1部の3つの異なるクラブを経験して質の高い実績を残しているが、マドリードに来る可能性があるかを考えると、来季に居場所を確保するのは難しいようだ」と同メディアは指摘。これまでに現地メディアでは今夏に久保を売却する可能性も報じられており、再びレンタル移籍となるのか、それとも念願の名門でのプレーとなるのか選択肢を改めて検討することになる。

そして「彼のために別の案が来るだろうか。夏の市場に向けて主要な問題の1つになるだろう」と同メディアは久保の将来を決める動きに注目している。

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