【NBA】渡辺雄太は10得点 随所に好プレーでラプターズの3連勝に貢献

渡辺雄太(ロイター=USA TODAY)

18日(日本時間19日)の米プロバスケットNBAでトロント・ラプターズはオクラホマシティー・サンダーに112―106で勝利。渡辺雄太(26)は29分19秒の出場で10得点、4リバウンドと4アシストを記録した。

前半に主導権を奪ったのはサンダー。ルーゲンツ・ドーツ(22)が第1クオーター(Q)に5本のスリーポイントシュートをすべて決める活躍で31―28とリード。第2Qには最大で12点差をつけた。

渡辺は第1Qの残り4分55秒からコートに立つと、終了直前に右コーナーからのスリーポイントシュートを決める。
そして52―59とリードされて始まった後半は渡辺が好プレーを見せる。

第3Qはスピードの緩急をうまくつけたドライブからのレイアップ。第4Qは開始早々に中に切れ込んでのダンク。残り4分を切ったところではファウルをうまく誘ってフリースローを1本決める。

ラプターズは残り2分51秒で102―102の同点に追いつくと、24秒後にクリス・ブーシェー(28)がスリーポイントシュートを決めて3点リード。さらに残り1分59秒には渡辺がゴール下に持ち込む。強引にシュートにいってもよさそうな場面も、フリーだったブーシェーにパス。冷静な判断でリードは5点に広がる。

最後は渡辺がフリースローを2本決めて、そのまま試合終了。ラプターズは3連勝で「プレーイン」圏内の10位に浮上した。

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