阪神の新外国人、メル・ロハス・ジュニア外野手が入団会見「自分の持ち味はパワー」

両打ちならではのポーズをとるメル・ロハス・ジュニア

阪神の新外国人、メル・ロハス・ジュニア外野手(30)が19日、兵庫・西宮市内の球団事務所で入団会見に臨み意気込みを語った。

昨季韓国球界(KBO)で本塁打王(47発)と打点王(135打点)の2冠に輝いた期待の大砲候補は「(新型コロナ禍の影響で合流は)少し遅れてしまったが、ここに来ることができて本当にうれしい。矢野監督と話をする機会もあったので『100パーセントの準備をしてきた。いつでもいける』と伝えた。自分の持ち味はパワー。チームの状態もいいし、最終的に1位になれれば」と力強く抱負を口にした。

チームのドラフト1位ルーキー・佐藤輝明内野手(22)の能力の高さにも注目しているそうで「本当に力強いスイングをしている。まだ1年目の選手だが、今後一軍で活躍していくと思える選手」と称賛した上で、「サトウ、オオヤマ、マルテ、サンズらのラインナップに自分も加わってチームに貢献したい」と共闘を誓う。

KBO時代から旧知の仲だったサンズの存在が、阪神移籍の決め手となったというロハスは「サンズからもいろいろ助言はもらってきた。彼が僕のことを阪神に推してくれたそうなので、阪神球団はサンズに何かプレゼントを贈ってほしいね」とジョークを飛ばし、報道陣を笑わせた。

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