地震や風水害に備えて、クイズや動画で防災知識が学べるウェブサイトを横浜市が作成した。新型コロナウイルス感染症の影響で、研修やイベントが延期・中止される中、家庭や地域で活用してもらおうと、市のホームページで公開している。
サイトは、自治会や町内会など「町の防災組織」、帰宅困難者対策が求められる「企業」、小学生を中心とした「子ども」など、対象者を五つのカテゴリーに分類。日頃の訓練の仕方や避難所の開設・運営方法、正しい避難行動など、それぞれに合ったクイズを計133問出題している。
また、コロナ禍における災害時の避難方法や家具の転倒防止策などが学べる動画、資料も紹介している。
市地域防災課の担当者は「コロナ禍でも地震や風水害はいつ起きるか分からない。サイトを活用して災害時の備えや避難方法を学んでほしい」と話している。
サイトは「横浜市 防災 学習コンテンツ」で検索を。問い合わせは、同課電話045(671)3456。