上越マテリアル 上越ハイキーを子会社化 シェア拡大、効率化推進

 一般・産業廃棄物処理の上越マテリアル(本社・上越市下名柄)は16日、一般・産業廃棄物処理の上越ハイキー(本社・同市栄町)の全株式を取得、子会社化した。

上越マテリアル

 シェア拡大の他、廃棄物回収分野での効率化を図りコスト削減を目指す。上越ハイキーの社長には同日付で上越マテリアル出身の野木博之氏が就いた。上越ハイキーの従業員41人の雇用は継続する。

 上越ハイキーは1973(昭和48)年、一般廃棄物収集業として創業。78(同53)年に法人化し、翌年には産業廃棄物処理業に参入。焼却、破砕、溶融の中間処理も手掛ける。同市内を中心に業務を展開し、2カ所の工場を有する。

上越ハイキー

 上越マテリアルの小池作之社長は「今後シナジー効果を創出、発揮し売り上げ増進やコスト削減を図り、互いにWin―Win(ウイン―ウイン)の関係になるよう努めていく」と話した。

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