ウリアス快投でドジャース完封勝利 開幕18試合で貯金10

【ドジャース1-0マリナーズ】@T-モバイル・パーク

ドジャースは先発のフリオ・ウリアスが自己最長タイの7イニングを投げて自己最多の11奪三振を記録するなど、マリナーズ打線をわずか1安打に封じる見事なピッチングを披露。3回表にコリー・シーガーのタイムリーで奪った1点を3投手の継投で守り抜き、マリナーズに1安打完封勝利を収めた。デーブ・ロバーツ監督は「最初から最後まで、こんなにいいピッチングは思い出せないよ」とウリアスの好投を絶賛した。

7回88球を投げたウリアスが許した走者は2人だけ。1回裏一死からカイル・ルイスに四球を与え、3回裏二死からミッチ・ハニガーに二塁への内野安打を許したが、5回裏に3者三振を奪うなど、最後に対戦した13人は完璧に封じた。88球のうち68球がストライクという抜群の安定感。ウリアスによると、6回7安打5失点(自責点4)に終わった前回登板のあと、「メカニクスに小さな調整を加えたこと」が今回の快投につながったという。

ドジャース打線もマリナーズ投手陣の前にわずか2安打に封じられたが、マリナーズ先発のマルコ・ゴンザレスから3回表に二死1・3塁のチャンスを作り、シーガーのタイムリーで先制。2番手のビクトル・ゴンザレスと3番手のケンリー・ジャンセンがマリナーズ打線にヒットを許さず、この1点を守り抜いた。これでドジャースは開幕18試合を消化して14勝4敗で貯金10。完封勝利は早くも今季5度目となった。

© MLB Advanced Media, LP.