シャーザーが6回無失点の好投 ナショナルズ完封勝利

【カージナルス0-1ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

ナショナルズは先発のマックス・シャーザーが6回109球を投げて被安打4、奪三振9、与四球1、無失点の好投を披露。3人のリリーバーも各1イニングを無失点に抑え、2回裏にアレックス・アビラのタイムリー二塁打で奪った1点を守り抜いて1対0の完封勝利を収めた。好投したシャーザーは今季4先発目で初勝利(1敗)をマークし、直近3先発で防御率0.47と絶好調。通算奪三振は2817となり、マイク・ムシーナを抜いて歴代21位に浮上した。

シャーザーは1回表に一死満塁のピンチを招いたものの、ディラン・カールソンとマット・カーペンターを連続三振に仕留めて無失点。2回表は2安打を浴びながらも無失点に抑え、3回表からの4イニングは打者13人と対戦して許した走者は1人だけだった。7回表をタナー・レイニー、8回表をダニエル・ハドソン、9回表をクローザーのブラッド・ハンドが無失点に抑え、4投手による完封リレーが完成。カージナルスとの3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。

カージナルスは先発のカルロス・マルティネスが6回4安打1失点の好投を見せたものの、拙攻が目立ち、完封負け。借金が今季最多の2となった。前日は先発のアダム・ウェインライトが7回10奪三振1失点の快投を見せながらも2番手のジオバニー・ガイエゴスが崩れて逆転負け。この3連戦は先発投手がいずれもクオリティ・スタートを記録して試合を作ったが、勝てたのは打線が5本塁打と爆発した初戦だけだった。

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