長崎県佐世保市の製造業などでつくる佐世保工業会(51社)は22日、市内で定期総会を開いた。佐世保重工業(SSK)の新造船事業休止に伴い、影響を受ける会員企業の支援などを盛り込んだ本年度の事業計画を承認した。
事業計画では、SSKが来年1月で中核の新造船を休止することを受け、同社と取引のある会員企業を支援することを確認。ビジネスマッチングや県、市の補助制度の説明などを行い、業績向上を図るとした。
そのほか、人材育成のために新たにデジタルトランスフォーメーション(DX)の研修を導入することや、地元の学校、メディアと協力して人材確保に努めることなども確認した。
役員の選任では、中島洋一会長をはじめ幹事10人全員が再任した。任期は本年度から2年間。
SSK関係企業を支援 佐世保工業会が事業計画
- Published
- 2021/04/23 10:51 (JST)
- Updated
- 2021/08/29 15:54 (JST)
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