鷹の主砲が真骨頂の一発を叩き込んだ。ソフトバンク・柳田悠岐外野手(32)が23日のロッテ戦(ZOZO)で15試合ぶりとなる4号ソロを放った。
0―2の4回、先頭で迎えた第2打席。4球目のスライダーを右打者が引っ張ったような痛烈な弾道で左中間席中段に突き刺した。〝打った瞬間〟の衝撃に、ZOZOマリンスタジアムの観衆からは敵味方関係なく感嘆の声が上がった。
18日の西武戦(メットライフ)で難敵・平良を攻略するなど4安打を固め打ちした辺りから状態を上げていた鷹の大砲。少年のような笑みを浮かべてダイヤモンドを一周すると「久しぶりにいい打撃ができました」と声も弾んだ。