“本土最西端” 佐世保・神崎鼻 訪問記念にステッカー 小佐々地区自治協議会が販売

小佐々地区自治協議会が制作した日本本土最西端訪問記念ステッカー

 長崎県佐世保市の小佐々地区自治協議会(中村勝美会長)は、日本本土最西端の地である神崎鼻(こうざきばな)(小佐々町)を訪れた観光客向けに、「日本本土最西端訪問記念ステッカー」を販売している。
 1991年5月、旧小佐々町は本土最北端、最東端、最南端の地と「四極交流盟約書」を締結。5月で30周年の節目を迎えることから、あらためて“本土最西端”をアピールしようと企画した。
 市が2017~19年度に観光客らに配布して好評だったステッカーを使用、再制作した。縦横約10センチの正方形で、神崎鼻公園(同町)にあるモニュメントの先に真っ青な海が広がるデザインとなっている。
 1枚200円で、同町の九十九島 波の道、おさかな広場、小佐々地区コミュニティセンターで販売。利益は同協議会の活動費として、小佐々のPRに使用する。
 同協議会事務局員の谷加寿美さんは「ステッカーを見て小佐々の海の美しさを思い出し、また行きたいと思ってもらえたらうれしい」と笑顔で話した。

© 株式会社長崎新聞社