筒城の協議会 壱岐署が指定 瀬戸浦々会に感謝状も

8年間モデル地区だった瀬戸浦々会の前田会長(右)と本年度指定された筒城まちづくり協議会の大野会長=壱岐署

 壱岐署は、住民と連携・協働して犯罪防止対策に取り組む「犯罪なく3(さん)ば運動」の本年度の推進モデル地区に筒城まちづくり協議会(長崎県壱岐市石田町)を指定した。指定期間は来年3月まで。
 筒城地区には壱岐空港や筒城浜などの複数の海水浴場があり、観光客らの移動が多いことなどが指定の理由。
 16日、同署で古賀博文署長から指定書を受け取った同協議会の大野賢一郎会長(73)は「筒城浜に行く道は小学校の門前。夏には人の流れが多くなるので注意してパトロールする」と話した。
 昨年度まで8年間、モデル地区だった瀬戸浦々会(芦辺町)に対する感謝状贈呈式もあり、前田清信会長(70)は「8年間、犯罪がなく良かった。今後も見回り活動などを続けていく」と述べた。

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