CLフォーマット変更にペップやクロップが不満噴出!「やりすぎだ」

 ジョゼップ・グアルディオラ監督やユルゲン・クロップ監督は、UEFAチャンピオンズリーグの新フォーマットに怒りの声を上げている。

UEFAがCL新フォーマットを発表!2024-25シーズンから36チームに増加

 UEFAは先日、2024年からCLを含めた各大会のフォーマット変更を発表。出場チームが32から36に増加し、4チームずつ8つのプールに分かれて行うグループステージ形式を廃止に。各チームはグループリーグで10試合を戦い、上位16チームがノックアウトラウンドに臨む方式となった。しかし新フォーマットでは試合数が増え選手たちがより負担を抱えることなり、国内でも過密日程をこなすグアルディオラやクロップは不満を露わにした。

ジョゼップ・グアルディオラ
「毎回、同じことの繰り返しだ。全ての監督と選手は質の向上を求め、サッカー界は量を求める。このフォーマットでは、私たちがFIFAやUEFAに1年を400日に延長してくれと頼まなければならない。お金を稼ぎたい気持ちと競争力を高めて試合に勝ちたいという気持ちは、バランスを取らないといけない。将来的に何かを変えなければならない。最初はチャンピオンを求める戦いだったが、その後トップ4を目指すようになったんだ」。

ユルゲン・クロップ
「UEFAが私に電話をかけてきて、1時間かけて全体のアイデアを説明してくれた。だが私は、“6試合から10試合になるのは気に入らない”と言ったよ。この日程だと、もしかしたらUEFAがイングランドにカップ戦の中止や18チーム制の変更を求めるかも知れない。それをプレミアリーグに言ったら“とんでもない!”と言われるだろうね。ファンが多くの試合を望んでいるのは知っているが、私たちはすでに限界が来ている。コーチたちも少しやりすぎだと考えているはずだ」。

CLフォーマット変更にペップやクロップが不満噴出 Photo Robbie Jay Barratt - AMA

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