【アイスリボン】雪妃真矢&尾﨑妹加がタッグ王座防衛失敗 松本浩代&柊くるみ組が新王者に

柊くるみ(左)に攻められる雪妃真矢

24日の女子プロレス「アイスリボン」後楽園ホール大会でインターナショナルリボンタッグ選手権が行われ、「レベル&エネミー」の王者・雪妃真矢&尾﨑妹加(29)が、2月に電撃合体した〝超破壊タッグ〟の松本浩代(35)&柊くるみ(21)に敗れて5度目の防衛を逃した。

試合は序盤、王者組が柊の左脚に攻撃を集中。雪妃が低空ドロップキック、ヒザ十字固めと攻め立てれば、尾﨑も左脚狙いのセントーンで続く。

さらに松本のラリアートが柊に誤爆し、雪妃が雪の結晶(変形パワーボム)、尾﨑がスパインバスターを同時に決めて追い込んでいく。だが徐々に挑戦者組にペースを握られ、最後は尾﨑が柊のぶっこ抜きジャーマンスープレックスで沈められた。

これまで安納サオリ&鈴季すず、星ハム子&宮城もちを撃破していた超破壊タッグに対し、雪妃は20日の会見で「このまま暴れ続けられたらアイスリボンはおしまい。全員ぶっ倒されておしまいになる」と危機感を強めていたが、止めることができずにベルトを奪われ、無言で会場を後に。

一方、新王者組となった松本は「雪妃とがっつり戦って勝てたのはうれしい。会見の時点で向こうは気持ちで負けていた」と勝ち誇った。

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