欧州SL騒動で大揺れのアーセナルをSpotifyが買収へ

アーセナル ミケル・アルテタ監督(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのアーセナル買収に音楽ストリーミングサービスの「Spotify」が名乗りを上げたと、英紙「デーリー・スター」が報じた。

アーセナルは欧州スーパーリーグ(ESL)創設に合意し、のちに離脱を表明したものの、サポーターは猛反発。クラブオーナーのスタン・クロエンケ氏に対し「クラブから出ていけ」と抗議デモを実施するなど混迷を深めている。そんな中、Spotify」の最高経営責任者(CEO)のダニエル・エク氏が買い取りを検討している。

同紙はアーセナルがESLから離脱したものの、チーム成績の低迷もあって米国人オーナーへの批判は激しさを増している中、クラブを手放す可能性があると指摘。

そこで43億ポンド(約6407億円)の価値があるSpotifyのエク氏は自身のツイッターを更新し「子供の頃、私は覚えている限りアーセナルを応援してきました。KES(クロエンケスポーツ&エンターテイメント者)がアーセナルを売りたいと思ったら、喜んで買います」とつぶやいたという。

イングランドでは米国人がクラブオーナーになっていることへの不信感が高まっている中、ESL騒動で米国人がクラブを手放すのではないかとの憶測が広がっている。

先日は、UFCのスター選手コナー・マクレガー(32)が、大ファンと公言するマンチェスター・ユナイテッドの買収に乗り出すことを宣言し、話題となっていた。

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