中須賀克行「セーフティカーは戸惑った。リスタート後はリズムをつかめた」/全日本ロード第2戦鈴鹿2&4 レース1会見

 4月24日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた2021年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レースのJSB1000決勝レース1を終え、表彰台に登った中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)、清成龍一(Astemo Honda Dream SI Racing)、加賀山就臣(Team KAGAYAMA)が戦いを振り返った。

中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)/2021年全日本ロード第2戦鈴鹿2&4レース JSB1000 レース1

■中須賀克行/YAMAHA FACTORY RACING TEAM(レース1:優勝)
「レースは14周と短かいので、どう組み立てようかなと思っていたらまさかのセーフティカーが入るレースとなりました。スプリントでセーフティカーが入ることはあまり考えていなかったから戸惑いました」

「その間にタイヤも冷えていて、リスタート時にうまくリズムに乗れなかったけれど、以前セーフティカーが解除してすぐに転倒してしまったことを思い出して、1周、2周は我慢だと言い聞かせました。その後はリズムをつかむことができ、優勝することができてよかったです」

清成龍一(Astemo Honda Dream SI Racing)/2021年全日本ロード第2戦鈴鹿2&4レース JSB1000 レース1

■清成龍一/Astemo Honda Dream SI Racing(レース1:2位)
「スタートはうまく決まったのですが、実は鈴鹿サーキットが苦手で……。いつもバイクに助けられて走っているのですが、今回は苦手な度合いが大きすぎました」

「それでも予選でうまくペースをつかめたのですが、コース攻略が全然できませんでした。悔しいです。言い訳は何もありません。今夜はいっぱい寝て、明日は少しでも中須賀さんと争えるように頑張りたいです」

加賀山就臣(Team KAGAYAMA)/2021年全日本ロード第2戦鈴鹿2&4レース JSB1000 レース1

■加賀山就臣/Team KAGAYAMA(レース1:3位)
「久しぶりにこの場所に戻ってくることができてうれしいです。中須賀、キヨ(清成)と、世界で活躍したメンバーと一緒にこの場に立つことができてハッピーです。今日はセーフティカーに助けられました」

「経験値がある分、再開後のペースで上位にいけるだろうと思っていて、うまく前に出ることができました。出るからには勝ちたいと思っているけど、それでも今日はこのメンバーで表彰台に立てたことがうれしいです。多分、去年自分がJSB表彰台最年長記録を作ったと思うけど、今日はそれを自分で破ることができてうれしい!」

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