広島・高橋昂が6回途中を3失点 勝ち投手の権利を持ち降板

広島・高橋昂也

粘りに粘った。広島の高橋昂也投手(22)が24日の巨人戦(東京ドーム)に先発し5回1/3を被安打6、3失点(自責2)の力投を見せた。

立ち上がりは不安定だった。初回、先頭・松原にいきなり四球を与えた。無死一塁で坂本に4号2ランされ先制を許した。0―2の2回には味方守備の失策が絡み1点を失った。

それでも3回以降は粘りを見せ、得点は許さなかった。すると2―3の5回に鈴木誠の6号2ランでチームが逆転。高橋昂は6回一死で岡本に四球を与えたところで2番手の中田に交代した。

その中田が後続の打者を抑えて無失点で切り抜けたため、高橋昂は勝ち投手の権利を持っている。2年目の2018年6月28日の巨人戦(マツダ)でプロ初勝利を挙げて以降、2勝目をつかめるか。

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