男子ゴルフの「関西オープン」3日目(24日、兵庫・有馬ロイヤルGCロイヤルC=パー71)、3位から出た上井邦裕(38=三好CC)が68をマーク、12アンダーで首位に並んだ。星野陸也(24)、チャン・キム(31=米国)が同じく12アンダーでフィニッシュ。首位から出た谷口徹(53)は11アンダーの4位に後退した。
1打差を追ってスタートした上井は6番パー5でバーディー先行。3つスコアを伸ばして迎えた16番で初めてのボギーを叩いたものの、直後の17番で取り返した。
これまでに何度も優勝争いを演じてきたが、ツアー未勝利。あと一歩という思いを何度もしてきた。「以前は(優勝を)考えないようにとかいろいろやっていたんですけど、今は何もしていません。考える時は考えるし、自分が取り組んでいることをやることが最優先なので」という。
2位に終わった2017年「KBCオーガスタ」以来となる首位で迎える最終日。これまでとは違った意識で優勝争いに臨む。
なお、2年連続賞金王の今平周吾(28)は7アンダーの14位。石川遼(29=CASIO)はイーブンパーの55位と低迷している。